かわばたレター

2018年3月のレター

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かわばたレター3月号

 今年の冬は寒かった!なんでも数年に1度の寒気とやらがやってきたそうなんですが、ところで数年前にこんな寒さってありましたかねえ。あんまり記憶に残ってないんですけど、あったんでしょうね。寒さも暑さも終わってしまえば喉元過ぎて忘れてしまうんですかね。とはいえ、2月の終盤くらいになると、ようやくちょっとだけ春の気配がしてきた気がするのは私だけなんでしょうか。そうなると寒さの次は花粉ですね。

 お隣の韓国ではやはり酷寒の中、冬季オリンピックが開催されてました。最初は競技よりも選手よりも、北の美女応援団ばかりが話題になるという、おかしな盛り上がりになってたんですが、男子のフィギュアスケートあたりからようやくオリンピックらしい話題が出てきましたね。羽生選手の神がかりとも異次元とも表現された金メダルには、日本中が熱狂しました。日本だけではなく海外からも大きな反響があったようです。そして女子スピードスケート小平選手の金メダルにも全国が沸き立ちましたね。スポーツでは、試合後にはお互いの検討をたたえ合う姿が見られるんですが、小平選手と韓国の李選手の姿は多くの人の胸を熱くしました。小平選手は五輪新記録を達成してざわつく会場に向かって、唇に人差し指を置いて静かにするように促してました。まだ結果は出ていない、試合は終わっていない。次に滑走するライバル李選手に迷惑をかけないように、という配慮なんです。これぞまさしく真の勝者にふさわしい振る舞いですね。

 今回の冬季オリンピックは過去最多のメダル獲得になりましたね。女子パシュートも五輪新記録で金メダル。体格では外国勢に劣るものの、チームワークと技術で勝利。日本らしい勝ち方にはみんな歓喜しました。マススタートという聞き慣れない名前の競技でも金メダル。とどめはカーリング、通称そだねーJAPANの銅メダル。ここでも準決勝で敗れた日本は真っ先に勝者に握手を求め、銅メダルを逃したイギリスチームも日本に素早く握手を求めてきました。政治に裏打ちされた微笑みでは感じることのできない、国も人種も関係ない感動。スポーツの世界はこれでなくちゃいけないんです。負ければ誰だって悔しい、でも勝者をたたえなければさらに惨めな敗者になってしまうんです。勝者は敗者に敬意を示す。これを品格というのでしょう。今回のオリンピックで何よりもありがたいのは、欧米開催時のような時差がないことです。夜中に眠いのを我慢して、でもうとうとしてしまって肝心なシーンを見逃してしまうなんていう、悔しい思いをしなくていいですからね。しかも結果がついてきているので、余計に楽しめました。

 2月は中京テレビキャッチの出演回数が多くなりました。恩田キャスターの病気療養のためなんですが、順調に回復されているようですよ。3月には元気な姿をみせてくださると思います。番組ホームページのブログはしっかり更新されてます。ありえない長期のお休みを結構楽しんでいるみたい、なんていったら怒られちゃうかな。

 さていよいよJリーグも開幕です。FC岐阜、今年の主将は小野悠斗選手。普段から家族ぐるみで仲良くしてます。メキシコで4年間も単身で頑張った苦労人です。試合では中盤の要として活躍してますから、主将にはうってつけかもしれませんね。頑張ってもらいたいです。残念ながらアウエーの開幕戦は負けてしまったんですが、3月には待ちに待ったホームでの開幕戦が控えています。相手はサッカー界のレジェンド、キングカズ率いる横浜DCです。相手に不足はなし、みんなで応援して今季初勝利をわれわれサポーターに届けてほしいですね。

                                                                                                ではまた

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