診療科・部門のご案内

救急科(救急総合診療科)

糖尿病センター組織図

組織図

救急科(救急総合診療科)のご案内

主な対象疾患

  • 心肺停止症例
  • 外傷:多発外傷、切断指(肢)
  • 内科的救急疾患:心筋梗塞、重症肺炎、膵炎、重症敗血症、など
  • 脳血管障害(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)
  • 急性薬物中毒
  • 熱傷
  • 意識障害症例
  • その他の救急疾患
医師紹介
役職氏名
救急科部長 兼 救急医療センター センター長 兼 集中治療センター センター長八十川 雄図
救急科 副部長山田 法顕

「救急総合診療科」新設のご紹介

2017年10月より「救急総合診療科」を開設しました。

当院救急医療センターでは、地域の中核総合病院の救急窓口として、当院全科・全部署・全職種のご協力のもと、2県にまたがる医療圏で発症した1・2・3次救急患者様を幅広く、24時間365日いつでも受け入れることができるよう、最善の努力を重ねてきました。
そうしたセンターの顔を担うこととなる「救急総合診療科」という科名には、より一層「洽覧深識」なセンターを目指す、という想いを込めました。所属には、今まで脳神経外科医としてお世話になっておりました八十川が、専従の日本救急医学会認定専門医として従事させていただきます。
皆様方には、今まで以上のご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
院内外関連部署との連携を円滑に行う役割として日々尽力してまいりましたが、さらには病院前救護活動をより強化し、地域の皆様と病院の時間的距離を縮めることで、医療が1秒でも早く介入できるシステム作りに新たに臨みます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

診療内容

当院の救急医療センターは、岐阜・羽島・各務原および愛知県一宮地区にまたがる医療圏の1・2・3次救急医療施設として、地域医師会や消防本部との連携はもとより、院内各科・部署との連携を保ちながら、24時間体制で救急診療に対応しています。スタッフは、救急医(うち専従救急専門医2名)を中心に外傷外科医、集中治療医、脳神経外科医、内科医(循環器、呼吸器、総合診療)、整形外科から構成され、これに小児科、産婦人科、形成外科、放射線科などの医師が診療に参加しています。 夜間も内科医2人、外科医1人、研修医2人の5人が当直するなど、24時間365日、救急患者さまを受け入れています。
さらに、医師不足が深刻化している小児科や産婦人科の急患にも対応できる充分な体制を整えていること、形成外科を中心とした切断指・肢の再接着治療にも定評があることから、西濃、東濃、飛騨など遠方から患者さまが運ばれてくることも、当センターの特長になっています。
また、自然災害や多重傷病者発生事故などにおける傷病者受入れ医療施設として、地域の災害医療にも取り組んでいます。

教育・指導

救急救命士や救急隊員、消防職員のために、メディカルコントロール(MC)協議会のMC担当医療施設として、ホットラインによる直接MCや救急事案検討会および病院内実習・事後検証などを介して、隊員の卒前・卒後教育や生涯教育に協力し病院前救護体制の質の向上に努めています。 初期臨床研修医をはじめとした卒後臨床教育にも努め、救急疾患に対応できる医師養成も行っています。

その他

日本救急医学会認定医指定施設

救急患者さまを断らない。その思いが救急の現場を支えている。

救急患者さまの受け入れ拒否が多発するなど、いま救急医療の崩壊が大きな社会問題になっています。こうしたなか、当院は「救急患者さまを断らない」をモットーに、24時間365日、いつでも患者さまを受け入れることができるよう、最善の努力を重ねてきました。kyukyu
ときには救急車が重なってやってくることも。その時は大変ですが、チームの結束力と熱意で難局を乗り切ります。

救急医療は時間との闘い。各診療科との連携プレーで診断・治療。

医師は救急隊員から患者さまの状況を聞き、どんな疾患なのかをある程度推定し、関連する診療科の医師と受け入れ準備。患者さまが運びこまれると、すぐさま救急医が初期診療と応急処置を行い、その後、診療科の医師と一緒に治療。落ち着いたところで、各科の病棟に入院。重篤な患者さまは引き続きICUで集中治療を行います。 救急の現場では患者さまの病態が劇的に変化するので、秒単位で診断、治療を行う必要がありますが、当院には”急患を断るな”という昔からのモットーがあり、その想いを全職員が共有しております。救急スタッフと待機医師、それを引き継ぐ専門治療スタッフとの連携がスムーズであるため、迅速で的確な対応ができる体制を構築しています。
このように、固いチームワークと、病院全体で救急医療を支えるという想いが、現場を支えています。

地域消防隊と信頼関係を築きプレホスピタルケアをサポート。

一分一秒を争う現場では、救急隊員との連携も不可欠です。そのため、当センターでは日頃から救急医療に携わる医師や看護師、救急隊員が顔を会わせ、症例検討会や意見交換会、救急活動記録の事後検証、さらには救急救命士の育成に力を注ぐなど、お互いに顔の見える関係づくりを心がけてきました。
それがプレホスピタルケア(急病人などを病院に運び込む前に救急現場や救急車内で行う応急手当て)のレベルアップにつながり、結果として命を救うことに結びついています。

大震災や大事故に備えて、研修や訓練も実施。

自然災害における医療活動も当センターの大切な任務です。大災害の発生に備えて、病院をあげて準備や訓練の強化に努めています。
また、当院は日本DMAT(災害時に活動できる機動性を持った医療チーム)を有し、かつ岐阜DMATの指定病院です。日本中を震撼させた2011年の東日本大震災では、医療チームを2チーム(計10名)を派遣し、被災地での救護活動に取り組みました。

クリニカルインディケーター

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