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認定薬剤師名称 | 認定学会等 | 認定人数 |
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病院薬学認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会 | 16名 |
がん薬物療法認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会 | 2名 |
外来がん治療認定薬剤師 | 日本臨床腫瘍薬学会 | 2名 |
抗菌化学療法認定薬剤師 | 日本化学療法学会 | 3名 |
周術期管理チーム薬剤師 | 日本麻酔科学会 | 1名 |
心不全療養指導士 | 日本循環器学会 | 1名 |
細胞治療認定管理師 | 日本輸血・細胞治療学会 | 1名 |
認定実務実習指導薬剤師 | 日本薬剤師研修センター | 3名 |
日本糖尿病療養指導士 | 日本糖尿病療養指導認定機構 | 1名 |
NST専門療法士 | 日本静脈経腸栄養学会 | 3名 |
スポーツファーマシスト | 日本薬剤師研修センター | 2名 |
医療情報技師 | 日本医療情報学会 | 1名 |
救急認定薬剤師としての関わりは主に重症な患者さんに対して使われる重要な薬剤に関する医師への情報提供や投与方法、投与量の提案です。特に重症感染症における抗菌薬の適正使用には薬剤選択、TDMの実施を主体的に関わっています。重症患者さんは直接的なコミュニケーションが取れない分、バイタル変動や検査データなどからアセスメントして医師にアドバイス、情報提供を行うことが求められます。
病棟業務を行う上で、糖尿病治療に関する知識の必要性を実感したため、1年目から日本糖尿病療養指導士の資格取得を目指しました。当院薬剤部では資格取得に向けて、有資格者からのサポートや業務上考慮してもらうことで、提出書類や症例収集に関して困ることはありませんでした。資格取得後は名札に資格名を記入することで、患者さんから糖尿病についての質問が増え、日常生活を送る上で些細なことでも不安に思う方はたくさんいらっしゃることを知りました。循環器病棟を経験していたこともあり、心不全療養指導士も取得し、糖尿病患者さん同様、心不全についての質問をしていただくことも多くなりました。資格取得することで、自身のキャリアアップに繋がりますが、それ以上に患者さんの不安について一緒に対策を考えていくことにやりがいを感じています。
1、2年目のとき病棟業務を行う中で、どの診療科入院にも関与がある感染症について、特に興味を持ちました。3年目以降からICT・AST業務に携わってきました。
そんななか、1年半と長きにわたり育休をとらせていただくことになりました。これをチャンスとして、抗菌化学療法認定薬剤師の資格を取得しました。現場から離れていても、サポートが手厚く、同じ資格を持っている上司が症例を確認してくれ、同僚が知識の提供をしてくれました。
資格取得すると、自身の知識を明確なものにできるだけでなく、多職種からの信頼を得られやすいと感じています。復帰後も、ブランクの不安を軽減でき、日々勉強しながら、実務に活かすことができています。
私が薬剤師になって10年、医療情報技師の資格を取得して9年になりました。この10年間でも、RPA(定型業務の自動化)、そしてAI(人工知能)などの変化がありました。
私は薬剤師の業務を行う傍ら、RPAのためPythonというプログラムを学び、業務に生かしてきました。
薬剤師が対人業務に注力していただくために、人間が必ずしも行う必要はない業務はどんどん機械に任せることが必要です。その結果として、部全体として患者さんへの接する時間が増えるための一助になるように日々努力をしています。
抗がん薬には副作用がつきものですが、できるだけ治療強度を落とさず、健康な時と同じような生活が送れるよう、患者さんに合わせた支持療法の検討や治療法の提案を行っています。認定薬剤師取得にあたり、愛知県がんセンター中央病院での3ヶ月間の研修にも行かせていただきました。そこで専門的な治療を学べたのはとても良い経験でしたが、がんセンター並みの治療をどこでも普遍的に受けられるのが理想だなという思いも抱きました。
生まれ育った岐阜で、地域の皆さまに最適ながん治療の提供に貢献できるよう、常に最新の知識を持った認定薬剤師でいるべく、これからも研鑽に励みたいと思っています。
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