クリニカルインディケーター

乳房温存率

概況

  • 分子:乳房温存療法件数
  • 分母:乳癌全手術件数

当院のデータ

年度乳房温存療法件数乳癌全手術件数割合
令和5年度(2023年度)38件74件51.4%
令和4年度(2022年度)27件68件39.7%
令和3年度(2021年度)38件50件76.0%
令和2年度(2020年度)41件51件80.4%
令和1年度(2019年度)36件54件66.7%
平成30年度(2018年度)38件53件71.7%
平成29年度(2017年度)40件58件69.0%
平成28年度(2016年度)35件56件62.5%
平成27年度(2015年度)57件57件100%
平成26年度(2014年度)26件42件61.9%
平成25年度(2013年度)28件50件56.0%
平成24年度(2012年度)18件35件51.4%
平成23年度(2011年度)27件42件64.3%
平成22年度(2010年度)22件25件88.0%

この指標の詳細

乳房切除術:乳房はすべて切除し、大胸筋・小胸筋を温存する方法です。腫瘍の範囲が広く乳房温存手術が困難な場合や乳房温存手術を希望しない場合の一般的な術式です。 乳房温存術:乳房の一部のみ切除する方法です。腫瘍径が小さい場合(乳癌学会のガイドラインでは3cm以下)で乳房温存を希望される場合に行います。多くの場合、残存乳房に術後、放射線治療(計25回)が必要となります。乳房温存手術は乳房内再発の可能性や整容性の問題もあり、全ての患者さんに勧められるものではありません。きちんとした術前評価の後、適応となる方のみが受けるべき手術術式です。全国の温存術の割合は60~70%程度です。