からだにやさしい「ダヴィンチ」とは?
「ダヴィンチ」は最先端の内視鏡手術支援ロボットで、術者は3Dモニター画面を見ながら先端に鉗子やカメラが付いたロボットアームを遠隔操作して患部の切除や縫合などを行います。「ダヴィンチ」手術のメリットは、開腹手術と比べて患者さまへの負担が少なく、その分入院期間が短縮できること。術者にとっては、3D(立体)の拡大画像で良好な視野を得られること。また、今までの腹腔鏡はまっすぐな鉗子で直線的な動きしかできなかったのに対し、ダヴィンチには手首があるため、狭い隙間でも先端の鉗子を自在に操ることができること。さらに手振れを防ぐ機能もあり、精密かつ確実に、そしてスムーズで安全な手術が行えることなどがあげられます。 松波総合病院では2010年にダヴィンチを導入。これまでに大腸がん手術を6例、前立腺がん手術を5例行い、いずれも成功しています。
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ダヴィンチの手術風景。 手術を行う医師はロボット支援手術に必要な教育と 訓練を十分に受けており、ライセンスを取得しています。