変形性膝関節症や関節リウマチによって変形した、大腿骨(ふとももの骨)、脛骨(すねの骨)に対して、大腿骨、脛骨の表面を金属の人工関節で置き換え、その間に硬いプラスティックのようなものでできた人工の軟骨にあたるものを入れる手術です。この手術によって主に骨そのものの痛みや、関節が不安定になることで生じる痛みを軽減することができます。 膝蓋骨の表面も置換する場合がありますが、当院では基本的に膝蓋骨の置換はしていません。 一般的に入院期間はリハビリを含めて3~4週間程度です。退院後は特にリハビリ通院の必要はありませんが、人工関節の状態をレントゲンでチェックする定期診察が必要となります。