むくみは妊娠中の多くの人が経験する、よくある症状です。特に、夕方から就寝前に下肢にでるむくみは生理的反応であることが多く、心配する必要はありません。ただし、1週間に1kgを超える体重増加がある場合や、手がこわばったり、指輪がきつくなるなどの症状が急に出る場合は、急激な全身性浮腫の可能性があり、主治医と相談することが大切です。
むくみは体内の水分と塩分が過剰となった状態です。
ビタミンや蛋白質の欠乏、貧血、血行障害、心臓病などがその原因として考えられます。このときは、立ちっぱなしや過労、睡眠不足を避け、塩分を控えめにすること。また、下肢のマッサージや、弾力性のあるストッキングを使用する、足を高くして寝る、カリウムの多い食事を取ることなどで、ある程度予防できます。