Q. 梅雨も終わり、いよいよ夏本番。夏は食品が傷みやすい季節ですが、お薬も夏の暑さで傷んだりするのでしょうか?
夏に傷みやすいのは食品だけではありません。多くの薬も、日本の夏特有の暑さと湿気には弱いのです。例えばメチコバールという錠剤は成分であるビタミンB1、B2が光と湿気に大変弱く、錠剤に含まれる成分が低下し、湿気により錠剤は赤みをおびることがあります。 薬の場合は、食品のように腐るわけではありませんが、熱や湿気により薬の効き目が弱くなってしまうことがあります。このようなことを防ぐため、自宅で保管する時は、日の当たらない涼しい場所に保管しましょう。 空き箱を薬箱にして、その中にお菓子によく入っている乾燥剤を一緒に入れておくといいですよ。