Q. 貼り薬にはどんな種類があるのですか?
薬には「治す薬」と「管理する薬」があるのはご存じですか。 「治す薬」というのは風邪薬や痛み止めなど、症状を「治す」ための薬です。このような薬の多くは飲みきりで終わったり、短期間服用して症状がなくなればやめることができます。 例えば今の季節よく処方されるインフルエンザのお薬は「治す」ための薬です。症状がよくなっても処方された期間きちんと飲みましょう。 しかし、大切なのは「管理する薬」です。血糖値や血圧などを「管理する」ためのお薬がこちらに分類されます。「管理する薬」は多少飲まなくても実際の症状は自覚しにくいため、一度処方を受けても飲まずに自己判断で中止してしまうことも少なくありません。「症状がないから飲むのをやめた」や「検査値が良くなってきたからやめた」という自己中断をせずにきちんと継続して、上手に「管理」していきましょう。