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呼吸器内科外来では、肺炎・肺結核・非定型抗酸菌症・肺真菌症などの肺感染症や、気管支喘息や好酸球性肺炎を始めとしたアレルギー性肺疾患、リウマチや血管炎などの自己免疫疾患に伴う肺障害、肺癌などの肺悪性疾患、塵肺などの職業性肺疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支拡張症などの気道系疾患、気胸や胸水貯留などの胸膜疾患(胸腔ドレナージを用いて)、さまざまな原因(膠原病など)による慢性もしくは急性間質性肺炎・肺疾患、急性呼吸不全(急性呼吸窮迫症候群を含む)による急性期呼吸管理、COPDや結核後遺症などによる慢性呼吸不全管理、在宅酸素・在宅人工呼吸療法などの慢性期呼吸管理や呼吸リハビリテーション、肺性心(慢性右心不全)などの心疾患、そして睡眠時無呼吸症候群など、全身に関わる多くの疾患を診療しています。
毎週火曜日午後は、内視鏡室で気管支鏡(ファイバースコピー)検査を行っています。気管支鏡検査により、肺炎、間質性肺炎、肺癌、肺結核などの精密検査を行い、診断・治療に役立てています。なお、最近の呼吸管理のトピックスである、NPPV(非侵襲的陽圧人工呼吸療法)を用いた急性期、慢性期の呼吸器疾患の管理も行っています。呼吸器感染症の管理は、学会のガイドラインに準じて最新の管理法を実践しております。間質性肺炎では、名古屋大学や京都大学とリンクして最新の治療法を選択します。当科の扱う呼吸器疾患は、肺という臓器の疾患ではなく、全身疾患であり、日々の診療は常に全身管理(精神的なケアを含む)と考えて行われています。
入院治療では、さまざまな原因(膠原病など)による慢性もしくは急性間質性肺炎・肺疾患、急性呼吸不全(急性呼吸窮迫症候群を含む)による急性期呼吸管理。COPDや結核後遺症などによる慢性呼吸不全管理。在宅酸素・在宅人工呼吸療法などの慢性期呼吸管理や呼吸リハビリテーション。肺性心(慢性右心不全)などの心疾患を対象とします。これら治療において急性期・慢性期の呼吸器疾患の管理については、呼吸器リハビリ科と協力して行っています。
毎週火曜日午前は、内視鏡室で気管支鏡検査を行っています。このことにより、肺がん、間質性肺炎などの鑑別を行い、診断・治療に役立てています。また、より安全を期するために入院での対応や、外来での対応も行っています。当科の扱う呼吸器疾患は、肺という臓器の疾患ではなく、全身疾患であり、日々の診療は、常に全身管理(精神的なケアを含む)と考えて行われています。
詳細はこちら【呼吸器センター】
2023年4月より「呼吸器センター」を開設しました。肺がんをはじめとする呼吸器疾患治療の体制強化を行ってまいります。
年度 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
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紹介患者 | 148名 | 245名 | 89名 | 98名 | 161名 | 179名 | 348名* |
気管支鏡検査(内:硬性鏡) | 125名 | 112名 | 96名 | 105名 | 130名 | 148(8)名 | 156(9)名 |
がん薬物療法新規患者数(計) | 33名 | 27名 | 24名 | 27名 | 35名 | 26名 | 26名 |
通常抗がん薬治療新規患者数 | 18名 | 15名 | 8名 | 2名 | 7名 | 16名 | 18名 |
分子標的薬治療新規患者数 | 10名 | 4名 | 2名 | 2名 | 2名 | 4名 | 10名 |
免疫チェックポイント阻害薬治療新規患者数 | 5名 | 8名 | 14名 | 23名 | 26名 | 26名 | 16名 |
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