当院の呼吸器内科部長　坂英雄医師が「グスタフ・キリアン・メダル」を受賞しました。
グスタフ・キリアン・メダルは、ドイツの耳鼻科医グスタフ・キリアンが行った最初の気管支鏡検査から100周年を記念し、1997年に設立されたものです。これは、気管支鏡学の発展に大きな功績を残した高名な医師に授与される栄誉ある賞であり、受賞者は隔年で開催される世界気管支学会（WCBIP）の開会式で表彰されます。

過去の受賞者には、
・池田茂人（Shigeto Ikeda、1997年）
・ジャン＝フランソワ・デュモン（Jean-Francois Dumon、1998年）
・コーペン・ワン（Ko-Pen Wang、2004年）
・ヘンリー・コルト（Henri Colt、2010年）
・長田博昭（Hiroaki Osada、2012年）
・アツル・メータ（Atul Mehta、2014年）
・安福和弘（Kazuhiro Yasufuku、2016年）
・ステファノ・ガスパリーニ（Stefano Gasparini、2018年）
・エリック・エデル（Eric Edell、2020年）
などが含まれます。受賞候補者は、他者または自己推薦で選ばれ、業績、臨床影響、推薦状などの評価基準に基づいて選考委員会により審査されます。