老健・在宅サービス

松波総合病院訪問リハビリテーション事業所(以後、訪問リハビリ)ではリハビリテーションの専門職がご自宅に訪問しリハビリテーションを提供します。

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松波総合病院訪問リハビリテーション事業所
電話番号058-322-3659
ファックス番号058-388-2189

訪問リハビリとは

 医師により、訪問リハビリテーションが必要と判断された方のご自宅に、リハビリの専門職がお伺いします。住み慣れた地域で安心して日常生活を送れるように、身体機能の回復(歩く、座る、立ち上がるなど)や日常生活の自立を目指します。さらに生きがいや役割を持って家庭内や社会に参加できるように支援します。

【理学療法士】
 理学療法士は、ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して専門知識・技術を持った理学療法士が医師の指示のもと訓練を行います。訓練では、関節可動域の拡大・筋力強化・心肺機能の向上など、運動機能に直接働きかける治療から、基本動作・歩行・階段昇降など、日常生活に必要な動作訓練を行います。

【作業療法士】
 作業療法では、自宅内の生活環境を整えたり必要な訓練を行っていくことを中心に提供させて いただいています。そして、退院後も安心してご自分のペースで生活ができるようになること を目標としています。
退院後の生活に不安がある方、 以前行っていた料理や趣味等をまたやりたいという方は是非一 度、訪問作業療法も検討してみてください。

【言語聴覚士】
 言語聴覚士は、言語障害全般(失語症・構音障害・高次脳機能障害)の話す、聞く、読む、書くなどの日常生活に必要なコミュニケーションに対する訓練を行います。また、食べ物がむせてうまく食べられない摂食・嚥下障害に対してのアプローチも行います。

松波総合病院訪問リハビリテーション事業所の特徴

 訪問リハビリでは、機能訓練のみを行うのではなく、安全で、安心して、その方らしい生活ができるよう、お困りごとやご希望に合わせて、動作訓練や介助指導、環境調整等を行い、活動性の向上を目指します。*看護師の訪問も併せて必要な場合は、まつなみ訪問看護ステーションからの訪問リハビリも可能です。
 また、当法人の特徴として、病気を発症した直後の急性期から総合病院でリハビリを受けることができる他、集中的にリハビリに取り組む回復期リハビリテーション病棟、また在宅生活を支援する地域包括ケア病棟や介護老人保健施設(入所・通所)でのリハビリも提供しており、リハビリの必要な方に発症直後から退院後の療養生活に至るまで切れ目なく対応することができます。

 

松波総合病院訪問リハビリステーションをご利用頂ける方

 介護認定を受けている方、あるいは介護認定を申請する予定の方で、医師(かかりつけ医)に訪問リハビリが必要と認められた方。

受けられるサービス

症状・障がいの観察

・訪問時には症状や障がいの状態を観察し、その日の状態に応じたリハビリを実施いたします。

身体機能の評価、訓練

・定期的な身体機能の評価に基づき、訓練を実施いたします。

基本動作の訓練、指導

・寝返りや起き上がり、立ち上がり、歩行等の動作訓練をご自宅の環境や生活状況に応じて実施いたします。

日常生活動作・家事動作の訓練、指導

・移乗動作や排泄動作、入浴動作、家事動作等の訓練を自宅の環境や生活状況に応じて実施いたします。

摂食・嚥下訓練

・安全に食べることを楽しめるように、訓練や食事方法指導、食事形態指導を実施いたします。

言語訓練

・円滑にコミニュケーションを図れるよう、言葉の表出を促す訓練や発音の訓練を実施いたします。

趣味活動、生きがいづくりの支援

・生活の中に楽しみをみつけ、生き生きと暮らしていけるよう趣味活動や社会参加活動を支援いたします。

福祉用具、住宅改修についての助言

・杖や歩行器などの福祉用具の選定や、手すりの設置、段差の解消等の対応について提案いたします。

ホームエクササイズの指導

・療法士が訪問しない時でも、トレー二ングが継続できるよう体操や筋力訓練などの運動プログラムを作成したり、
活動性が向上するよう生活の仕方についても助言いたします。

家族支援

・介助方法の説明や指導を行うとともに、精神面もサポートし、ご家族の心身の健康についても支援いたします。

お困りごと・Q&A

トイレやお風呂に入る時に手伝いが必要な方

・動作方法や介助の方法、一人での入浴に必要な用具などを一緒に考えます。

力が弱くなり、歩くことや、外にでるのが大変になった

・自分でできる運動の指導や、通所などを利用するまでの体力づくりのお手伝いをします。

失語症があるが、家族との会話を楽しみたい

・コミュニケーションの方法を一緒に考えます。

車いすに乗ると姿勢が崩れる

・車椅子の姿勢調整や車椅子上で安全に食べれるようお手伝いさせていただきます。

転びやすくなった

・筋力・体力低下予防のため身体機能の維持・回復を図ります。また、その人に合わせた体操もお伝えします。

口の汚れ、口臭が気になる・口が乾いて不快感がある

・口腔ケアの指導を行います。

痰がからむ、息苦しい、楽に動きたい

・楽な動作や呼吸法、楽な痰の出し方の指導を行います。

コミュニケーションが上手く取れない

・コミュニケーション方法の提案・指導訓練をおこないます。

 

サービス利用開始までの流れ

1.利用相談・申し込み

 ケアマネージャーもしくは当院訪問リハビリテーション事業所(TEL058-322-3659)まで
 ご連絡ください。
 

2.情報提供

 ケアマネージャーとかかりつけ医から情報の提供を受けます(診療情報提供書)。

3.事前訪問

 当院訪問リハビリテーション事業所の訪問療法士がご自宅に伺い、訪問リハビリについて説明の上、
 ご利用者様(ご家族様)と契約を行います。また、お困りごとや生活状況の確認、目標の確認などを行います。

4.当院訪問リハビリテーション事業所の医師による訪問 

 当院訪問リハビリテーション事業所の医師と訪問療法士がご自宅を訪問し、診察の上
 訪問リハビリテーションの指示書を作成します(通常の往診とは違います)。
 *以後、概ね3ヶ月毎に当訪問リハビリテーション事業所の医師が訪問いたします。

 

5.リハビリテーション会議の開催 

 当院訪問リハビリテーション事業所の医師の訪問時に、ケアマネージャーやご利用のサービス事業者
を交えてリハビリテーション会議を開催し、リハビリテーション計画について説明させていただきます。

6.利用開始 

 当院訪問リハビリテーション事業所の医師の指示のもと、訪問療法士が自宅に伺い訪問リハビリを開始します。

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