診療科・部門のご案内

泌尿器科

糖尿病センター組織図

組織図

泌尿器科のご案内

主な対象疾患
  • 尿路・性感染症(腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎、精巣上体炎、尿道炎)
  • 尿路、生殖器腫瘍(腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、前立腺肥大症、陰茎癌、精巣腫瘍)
  • 尿路結石(腎結石、尿管結石、膀胱結石)
  • 腎不全(血液透析の導入、維持透析)
  • 神経因性膀胱、尿失禁、夜尿症、ED(性機能障害)
  • ※松波総合病院北館の泌尿器科にお越しください。(紹介状をお持ちの方・紹介状をお持ちでない方)
診療時間・診療担当医表
医師紹介
役職氏名
泌尿器科部長 兼 血液浄化センター センター長 兼 人工透析センター センター長石田 健一郎
泌尿器科医員近藤 啓美
泌尿器科医員熊田 直孝
泌尿器科医員根笹 みのり

クリニカルインディケーター・診療実績

 

主な検査・医療機器
  • 膀胱、腎盂尿管ファイバー
  • 超音波診断装置(経腹、経直腸的)
  • 下部尿路機能検査装置(尿流量測定)
  • 尿路撮影用レントゲン装置
  • ESWL(体外式衝撃波結石破砕装置)
  • YAGレーザー(結石砕石用)
  • 手術支援ロボット(ダヴィンチXi)

 

実績

外来患者数2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度
外来患者数9,864名10,633名12,327名12,651名12,551名
延べ入院患者数3,675名4,120名4,486名4,683名4,377名
手術件数2018年2019年2020年2021年度2022年度
腹腔鏡下副腎摘除術1件6件7件11件4件
腹腔鏡下腎摘除術7件10件6件13件11件
腹腔鏡下腎尿管摘除術3件9件3件7件4件
腹腔鏡下腎部分切除術5件3件3件1件2件
ロボット支援腎部分切除術0件0件7件4件8件
体外衝撃波29件21件35件21件16件
経尿道的尿管結石摘除術68件94件73件72件81件
膀胱全摘除+尿路変更術2件2件0件0件1件
経尿道的膀胱結石摘除術10件7件10件7件2件
経尿道的膀胱腫瘍切除術68件76件77件77件87件
ロボット支援前立腺全摘除術28件25件25件22件24件
経尿道的レーザー前立腺核出術(HoLEP)0件0件13件43件7件
精巣腫瘍摘除術3件2件9件3件3件
顕微鏡下左精索静脈瘤手術9件10件16件14件16件
顕微鏡下精巣内精子採取術10件8件14件11件18件

ダヴィンチ(da Vinci Xi)

2024年2月、「ダヴィンチXi」に更新しました。

手術支援ロボットダヴィンチXi

当院では、2011年に岐阜県内で初めて手術支援ロボット「ダヴィンチ」による手術を成功以降、前立腺全摘除術を中心にダヴィンチでの低侵襲治療の実績を重ねてまいりました。その後、2013年に当時の最新機種であった「ダヴィンチSi」を導入(国内2番目)により、従来の機種よりも鮮明に画像を見ることができるようになったことで、術野の細い血管や神経を捉えることができ、より正確で緻密な手術の実施が可能となりました。
そして、2019年3月に第四世代にあたる「ダヴィンチX」、2024年2月には同世代の「ダヴィンチXi」の導入へと至りました。この第四世代のダヴィンチは、これまで当院で使用していた旧モデル(ダヴィンチSi)と比べて、下記のような特徴があります。

1.アームのスリム化

アーム同士の干渉が軽減したことで、術中のアーム干渉による手術操作の中断が劇的に減少し、手術時間が短縮化できます。また、体格の小さい患者さんに対して、スムーズに手術を行うことが可能です。

2.内視鏡のスリム化

内視鏡の太さが12mm→8mmになったことで、内視鏡を挿入する際の傷口が小さくなり、鉗子(かんし:手術の際に使用するはさみのような器具)を挿入する傷からも、内視鏡が挿入可能になり、手術部位を多方からの観察が可能になります。

3.ペイシェントカートが患者さんのどの方向からも装着可能に

手術時間の短縮化により、あらゆる手術症例への対応が容易になります。

4.アームの可動域の広域化

従来までは症例によっては、手術中にペイシェントカート(鉗子やアームをセットする機械)を装着しなくてはならなかったが、その必要もなくなり、手術がスムーズに進行し、手術時間の短縮化が可能です。

5.ペイシェントカートの切り離し時間の短縮化

手術時間が短縮し、緊急時の対応が迅速に行えます。

6.執刀医の体型への調整が可能

サージョンコンソール(執刀医の操作台)のビューアー、アームレスト、フットペダルの位置を、執刀医それぞれの体型に合わせることが可能になり、そのことで常に楽な姿勢での手術を行え、確実な手術が可能になります。

実際の手術中の様子(2019年撮影)

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医師より患者さまへメッセージ

ロボット支援手術で、より患者さまにやさしい治療を。

近年、前立腺がんに対する手術は、体への負担が少ない腹腔鏡手術が主流となりつつあります。同じ手術を受けるのであれば、小さな傷で痛みが少なく、回復の早い手術を希望するのは当然だと思います。 ダヴィンチXによるロボット支援手術は、体にやさしい腹腔鏡手術をさらに安全・確実に行うことを可能にしたもので、全世界ではスタンダードな手術方法となっています。私自身、実際にロボット支援手術を行ってみて、そのメリットは患者さまにとっても医師にとっても想像以上に大きく、日本でも近い将来、前立腺がんの全摘手術はロボット支援手術に切り替わっていくだろうと確信しています。 この前立腺がんの最先端手術を希望される方、手術の詳細をご確認なさりたい方は、一度当院泌尿器科外来にお声をおかけください。

女性医師の外来診療を行っています

2018年4月より、女性泌尿器科医師の近藤啓美(こんどうひろみ)医師が赴任しました。
毎週水曜日と木曜日の午前9時30分〜午前11時30分に診療を行っています。今まで男性医師にしかご相談ができず、受診を悩まれていた方は、お気軽にご相談ください。

 

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