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近年のがん薬物療法の進歩には目覚ましいものがあります。このため医療現場では臓器横断的に広く、がん薬物療法に対する知識を有する医師が求められています。質の高いがん薬物療法を実現するために、日本臨床腫瘍学会では幅広い臓器のがん薬物療法の知識と技術を持った専門医を認定しています。2020年4月現在、全国の大学病院やがんセンターを中心に1,455名のがん薬物療法専門医がいますが、当科には3名のがん薬物療法専門医が所属しています。2021年4月より血液・腫瘍内科と標榜科名を変更し、広く臓器横断的に質の高いがん薬物療法をみなさんに提供したいと考えています。
役職 | 氏名 |
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病院長代理・院内感染対策室 室長 兼 がんセンター センター長 兼 まつなみリサーチパーク 研究員 | 鶴見 寿 |
血液・腫瘍内科部長 兼 血液・腫瘍内科センター センター長 兼 がんセンター がん治療部門(がん治療センター)部門長 兼 まつなみリサーチパーク 研究員 | 原 武志 |
血液・腫瘍内科副部長 兼 血液・腫瘍センター 副部長 | 李 心 |
血液・腫瘍内科副部長 兼 血液・腫瘍センター 副部長 | 藤田 慧 |
血液腫瘍内科では全ての造血器疾患を扱っています。具体的には健康診断などで指摘された異常(赤血球、白血球、血小板の増加減少)に加えて、貧血、リンパ節腫脹、原因不明の発熱等の症状を有する患者さんが対象となります。疾患では、白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器悪性腫瘍から、自己免疫性溶血性貧血や特発性血小板減少性紫斑病などの非腫瘍性疾患まで全ての造血器疾患に対応します。2019年度より自己末梢血幹細胞移植を併用した大量化学療法も当院で施行できるようになりました。診療体制の充実に伴い、今後は造血器疾患以外にも臓器横断的に質の高いがん薬物療法をおこないます。
白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器悪性腫瘍の患者さんを中心に、常時20人程度の患者さんに入院加療を行っています。治療の内容は抗がん剤を用いた化学療法が中心であり、2021年4月からは新たに無菌室が2床増設され、計6床の無菌室を有することとなり、より充実した治療が可能となりました。
血液腫瘍内科では学術活動に対しても積極的に取り組んでいます。2022年度に関しては、論文執筆活動では、英文雑誌11編、邦文雑誌4編、依頼原稿4編、また、学会活動では、共同研究も含めて、国内外の学会に多数発表しています。
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