HOME > 診療科・部門のご案内 > 病棟 > 障がい者病棟
神経難病や意識障害、麻痺などで身体の不自由な方、人工呼吸器を装着している患者さまが療養する病棟です。 神経難病は、筋委縮性側索硬化症、重症筋無力症、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、パーキンソン病などで、重度の肢体不自由者・脊髄損傷の重度障がい者は入院対象とされますが、脳卒中の後遺症および認知症の患者さまは除きます。 |
脳卒中後遺症、 認知症を除く | 重度の肢体不自由者 |
---|---|
脊髄損傷等の重度障がい者 | |
すべての疾患 | 重度の意識障がい (人工呼吸器を装着する方、脳卒中後遺症の方で、かつ透析をしている)など |
難病患者 筋ジストロフィー、多発性硬化症、重症筋無力症、スモン、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、ハンチントン病、パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症)パーキンソン病(ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以上であって生活機能障害度がII度またはIII度のもの)多系統萎縮症(線条体黒質変性 症、オリーブ矯小脳萎縮症、シャイ・ドレガー症候群)プリオン病、亜急性硬膜化全脳炎、ライソゾーム病、副腎皮質ジストロフィー、脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、慢性症性脱髄性多発神経炎、もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症) |
病気やケガそのものの治療ではなく、「生活」を取り戻すのがリハビリテーション。朝起きてから夜お休みになるまで、洗面・食事・トイレ・着替えなど、ひとりひとりに合わせて、練習とサポートをいたします。
入院治療中の疾患だけでなく、合併症も含めて、各科医師・部門と共同で診療を行います。
ひとりひとりに応じた適切なプログラムを立案し、寝返り、起き上がりから、立つ・歩く、そして階段の上り下りなどの基本動作、筋力・持久力の維持を図ります。
食事やトイレ、衣服の着脱など、日常生活のそれぞれの場面で、より具体的な手や道具の使い方について訓練を行います。さらに入浴や食事動作の練習とアドバイスも行います。
失語症・構音障害(ことばの障害)と高次脳機能障害(「あたまをつかう」ことばの障害)をもつ方に対し、どのような問題があるのか評価し、それぞれの問題に合わせた訓練を行います。
嚥下(水や食べ物の「飲み込み」の障害で食事を摂りにくくなった方には、訓練や食事の調節を行います。
栄養サポートチーム(NST)や内科の各分野専門医とともに、入院中から退院後まで、過不足なく栄養をとり、すこやかな毎日を送っていただけるようにいたします。
南館5階病棟への院内転棟、または他医療機関からの転入院をご希望の場合は、入退院センター(PFM)のソーシャルワーカーにお問い合わせください。
主治医により転棟が必要と判断された場合、調整を行なって、ご本人とご家族にご説明します。現在入院中の病棟から南館5階に移られる際は病棟スタッフがお手伝いします。
現在入院中の急性期病院からのご連絡・または直接当院外来でご相談をいただいた場合、当該病院と当院との間で連絡・検討を行い、転院していただくかどうかを決定して、すみやかに対応します。できる限りご希望に沿うように致します。
●洗面道具(歯ブラシ、コップ、髭そり用シェイバー、くしなど)
●入浴用具(シャンプー、リンス、石けん)
●日用品(タオル、バスタオル2~3枚、ティッシュ、イヤホン、下着、靴下など)
●靴(状態に応じ歩行訓練を行う方はシューズをお願いします)
関連情報 | |
---|---|
ご予約について | 交通のご案内 |
診療時間・診療担当医表 | 採用情報 |
お問い合わせ |